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2003年01月01日 | 投稿者 taku : 2003年01月01日 00:00
ネコの引越し
やっとというべきか、あっという間というべきか。
このところ、ざわざわとした雰囲気だったから、ゆっくり寝る事も出来なかったし、食べる事も出来なかった。トイレに行きたくても、しょっちゅうトイレの場所が変わるから並行した。おかげで500グラムも体重が減ってしまった。
人間の勝手で住み慣れた場所を離れ、未知の場所で生活を強いられるだなんて本当に辛い。
引越しの当日。
がやがやと見た事もない人が家の中に入ってきて、本当に恐かった。最初、窓辺のカーテンの後ろに隠れていたのだが、そのカーテンも敬愛する兄ちゃんによって取り払われてしまい、その上、「開けっ放しのドアから逃げるといけない」からといって、僕は押入れに閉じ込められてしまった。その間もずっとドタドタと騒がしかった。
しばらくすると、家の中はすっかり変わってしまい、いつも潜っていてたテーブルもなくなっていた。一体何が起こったのかさっぱり判らなかった。
外が真っ暗になってから、僕はカバンの中に閉じ込められて外に連れて行かれた。大嫌いな病院に行く時よりも、ずっと長い時間そのカバンの中に入っていたから、もうへとへと。新しい家に着いたときには、暴れる気力も無かった。
家に入ってまず僕が一番最初にすべき事は、隠れ場所を探す事。ぼくはこう見えてもけっこう臆病なのだ。なんていうと、僕が弱虫だなんて思われるかもしれないけど、一応弁明しておく。かの有名な僕の知己でもあるゴルゴ13は、「臆病だからこそ今まで生きてこられた」と言っている。そう、強い男こそ臆病なのだ!
つづく