T.REX(ティーレックス) / MARC BOLAN(マーク・ボラン)のトリビュートサイト
Marc Bolan(本名Mark Feld)1947年9月30日生 1977年9月16日没。1970年代のグラムロックシーンを代表するアーティスト。 David Bowieらと共にグラムロック・ムーブメントを引き起こした。洗練された音楽・ファッション・詩からは、未だに新たなファンを生み出す神秘的な魅力(永遠のカリスマ)を感じさせる。

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2003年10月20日 | 投稿者 taku : 2003年10月20日 10:15

Don't leave me alone

年に一回の恐怖の日。タテオカさんのおじさんの所に行ってきました。

タテオカさんは動物病院の先生で、うちの猫がやってきた時からお世話になっている人です。まだチビだった頃の「あいつ」を良く知っている先生で、安心です。
家の中では「にいちゃん、遊べ!」とか、「ごはん!!」って威張ってるクセに、この日はビクビクモード。
猫カゴ、そう私が勝手に呼称するのは猫用キャリーバッグを取り出すのを見たアイツは、微妙な距離をおいてこちらの様子を伺ってます。
そして、猫カゴに入れようとすると、普段遊んでいる時の10倍以上の力で入れられまいと必死に抵抗します。
やっとの思いで押し込め、外に出た途端、近所の奥さん方3人(目撃した数だけで)を、ベランダ&窓から顔を出させるくらいの大きな泣き声でわめきます。
「わおぅ!」とか、「にやおう!」など、文字で形容できないあの声は到底真似出来ない。しようとも思わない。
でもね、猫はきっと、こう叫んでました。
『僕を捨てないで。もう悪い事しない。にいちゃんの机の物も落とさない。夜中に突然噛み付いたりもしないし、朝の忙しい時にかまって欲しいなんていわない!』
そんな心からの叫びを聞いていると、-捨てられそうになっている猫の気持ち-を想像してしまい、居たたまれない位切なくなり、頭の中が真っ白になりました。
猫を捨てる人間に無責任なヤツだと怒る前に、捨てられてしまう猫の「悲しさと恐怖、そして孤独感」がどういうわけかその時の私の思考に畳み掛けて来ました。
タテオカさんの所で注射を打ってもらい、「猫は糖尿病に掛かりやすいから、とにかく水をがぶ飲みするようになったら注意しなさい」というありがたいお言葉まで頂戴して、その場を後にしました。
ともかく、帰って玄関に入ってすぐに猫カゴを開けると・・・。飛び出てくるんじゃないかという予想を裏切り、ゆっくり、そして何事も無かったように「ニャン」といって甘えてきてくれました。
なんだかほっとして、思わずこう言いました。
「ねっ。ちゃんと帰ってきたでしょ? お前を捨てたりするわけないじゃん」