T.REX(ティーレックス) / MARC BOLAN(マーク・ボラン)のトリビュートサイト
Marc Bolan(本名Mark Feld)1947年9月30日生 1977年9月16日没。1970年代のグラムロックシーンを代表するアーティスト。 David Bowieらと共にグラムロック・ムーブメントを引き起こした。洗練された音楽・ファッション・詩からは、未だに新たなファンを生み出す神秘的な魅力(永遠のカリスマ)を感じさせる。

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2005年04月21日 | 投稿者 taku : 2005年04月21日 23:12

阪神、いまだ本気出さず。

大阪出身の友人曰く、「阪神はまだ本気だしてない」という。

このところの阪神の快進撃について、返ってきた言葉だ。

なるほど、死のロードに向けて温存しているってわけか。良い方策だ。
しかし、友人の考えは違っていた。

「阪神が本気だしたら、最下位やで」

ぐぐぐ。そ、そうだったのか。阪神は本気出したらダメったことか。すげー発想だ。

小学生の頃からビートルズやその周辺しか知らなかった私にとって、唯一阪神タイガースという弱小チームのファンであることが、当時の私の「教室での」居場所のようなものだった。

小学校5,6年生の当時流行っていたのは、チェッカーズや、松田聖子、アルフィ-、それと、思い出せないけど、あ、一つ思い出した。ちょっと脱線するけど、その当時、オールナイト・ニッポンで(Pli:z)プリーズというバンドが出演していて、たしか、6年生だった。毛の生えかけの頃。

そのプリーズが番組の公開放送&ライブを、とある町の銭湯(これ、知っている人が見たら、俺の事ばれるぜ)で行ないました。

銭湯のおばさんがオールナイト・ニッポンを聞いていて、申し出たのか推薦されたのかとにかく、その銭湯の女風呂で収録が行なわれた。

友達を誘って僕はそれを観に行った。なんだか大人の世界に入るような冒険のような気がした。

入り口につくと、おねえさんや、おねえさんや、そしてたまにいるおにいさんでいっぱいで、なかなか入れそうにない。

しかも、入場料が200円だか、500円を徴収とか張り紙がった。その辺のことは覚えてない。たぶんそんな気がする。

はっきり言って、プリーズのファンでもなんでもなかった。

当時、学研の見本誌が学校で配られていて、その付録に自作AMラジオがついていたことから、なんとなく夜中コッソリおきて、深夜ラジオを聞いていただけのことだ。

深夜ラジオは、エロスの香り漂うものすげーエッチな感じがしたから、わくわくどきどきしながら、しかも、1週間のうちで、一番エッチなプリーズの放送はすごく楽しみだったわけ。

プリーズの公開収録は、こづかい500円/monthだった僕には手の届かないものになりそうだったが、めちゃくちゃ恐そうなヤンキーのねえさんが、僕の手を引っ張り、中に入れてくれただけでなく、手にもっていたオレンジジュースを与えてくれた。感動した。

そう、そのヤンキーのお姉さんにやさしくされた事件があってから、僕はヤンキーのねえさんは優しいものだと思い込み、それから中学を卒業するまでの間、いろんなヤンキーのねえさんに可愛がってもらった。

大音響の大迫力の、そしてめちゃくちゃへたっぴいなプリーズの演奏を、一刻でも早く終わって欲しいと願いながらも、ヤンキーのねえちゃんが僕の手を握りつづけていたので、コッソリ逃げ出すことも出来ず、結局最後までそこにいる事になった。

ライブが終わってからは、ねえさんたちの質問攻めにあった。
最初は僕がオールナイト・ニッポンを聞いているのかどうかをテストするようなことから始まり、好きなバンドは?と聞かれ、正直にビートルズといったら、より一層ややこしいことになり、ついには、ねえさんの名前が書かれたメモ用紙を手渡される始末。それも、80年代独特のカラフルな手帳、ただし中身は真っ白(パンツみたいだ)な紙が豪快に切り取られすでにしわくちゃという特典付きだった。

そんな、ビートルズか、阪神かという私は、時には友達と野球に専念し、時には、ヤンキーのねえさんと遊び、時には鉄道オタクの友達と出かけ、そして時には女子のスカートめくりで嫌われるという極めて普通な小学生だった事を、しかも、ここまでダラダラと書き綴った事全てを

「阪神が本気だしたら、最下位やで」

という一言で、高速回転する走馬灯のように記憶の世界を旅する事になった。


プリーズを知っているひと、コメントプリーズ!

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