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2006年05月17日 | 投稿者 taku : 2006年05月17日 02:20
さむがりやのサンタ (レイモンド・ブリッグズさく・え)

父方の叔母は、「○○ちゃん(←私の名前)、紅茶はいったえ。」など、東京弁なら「~よ」の部分を「~え」という。
これは京都の方言の一つなのだが、最近こういう話し方しはるかたは少のうおますなあ。
付き合うなら、絶対京都の女性がいいとまで思っていた時期もあったくらいだし、今でもその野望は捨てきれず(以下自粛)
それはさておき、"さむがりやのサンタ"は、この季節には似つかわしくない内容なのだけど、この作品の「黒猫」があまりにもかわいいのと、
そして、著者による黒猫観察が非常に秀でているものだから、季節を問わず常に手元に置いてある絵本の一つ。
舞台だって、T.Rexの国のLondon, Englandだし(たぶん)、絵の中に出てくる家々、町並み、部屋などなど、どこか親近感を抱けるそんな優しい絵とは対照的な、ストーリー展開の小刻みなテンポに心躍らされる。
このサンタが暮らす家も、どことなくビリー・エリオットが暮らしていた長屋のようだ。実際、トイレが離れにあるところなど同じだ。
一番のお気に入りは、そこかしこに「うちのネコみたいな」黒猫が登場するところだろう。
どの家庭で飼われているネコでも、「これ、うちのネコとおんなじだね~」なんていう親子の会話が聞こえてくるような、そんな暖かいシーンが多い。
全体的には和み系・・・と思わせておいて、サンタクロースという「仕事」に嫌気を感じながらも、実は孤独な一面を併せ持つ少し寂しげなところが郷愁を誘う。
子どもだけでなく、昔子どもだった貴方や貴女にもぜひ機会があれば眺めてもらいたい、そんな作品。