T.REX(ティーレックス) / MARC BOLAN(マーク・ボラン)のトリビュートサイト
Marc Bolan(本名Mark Feld)1947年9月30日生 1977年9月16日没。1970年代のグラムロックシーンを代表するアーティスト。 David Bowieらと共にグラムロック・ムーブメントを引き起こした。洗練された音楽・ファッション・詩からは、未だに新たなファンを生み出す神秘的な魅力(永遠のカリスマ)を感じさせる。

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2006年06月01日 | 投稿者 taku : 2006年06月01日 03:24

東京裏観光:足を伸ばして神奈川・生田緑地へ。

辛くない四川料理は詰まらない~廣味坊環八店~

20060528_001.jpg その店は、四川料理をベースにしたラーメン屋、といった面構えの看板を持ち、刀削麺を売りにしているようだ。
環状八号線の八幡山付近をスタート地点に決め、そこから友人と自転車で黙々と南下する事7分。
途中、水色模様の千歳清掃工場の煙突を通り過ぎるのだが、この工場に併設された屋内プールは、ゴミの焼却熱を再利用してプールの温度管理に利用している事が特徴の一つ。
これより数キロ北上した高井戸の清掃工場は、日本で最初のエネルギー循環型清掃工場として一時世界各国から注目を集めた。完成までの間には地域住民による反対があったが、当時としては最新の処理技術を投入した結果、環境汚染物質の排出が限りなくゼロに近い状態を保つ事に成功した。
環境先進国のドイツからも視察に訪れていた事を、当時小学生だった私でさえ、非常に感心したほどだ。

廣味坊というのは、高井戸の煙突(杉並区民は主にそう呼ぶ)から数えて2番目の煙突の先にあるんだと記憶すると見つけやすいかもしれない。
なぜ高井戸の煙突から数えるのかは、読み進んでいくうちに判ってもらえると思う。





四川料理というから、辛いものを予想しまた期待に胸を膨らませていたのだが、全く辛くなかった。
注文したのは坦々麺。
私の味覚が狂っているのか、と思うほど辛くない。どちらかというと酸味の利いた味で、多めに投入されたスリゴマが口当たりをまろやかにしてくれる。
麺の種類は刀削麺と細麺を選べるというのだが、刀削麺を売りにしている店で細麺の注文まで面倒を見てくれるのは、珍しくあり、奇妙でもある。
友人は「暑いから」という理由なのだろうか、冷麺を頼んでいた。少し貰ったが、こちらはさらに酸味が利いていた。やりすぎだと思った。

全体としては、決してまずくはないし、丁寧な作りをしているから、辛いのだろうと期待を裏切られた事を除いてはまあまあだと思う。

  • 参照先サイト:小田急沿線生活情報 CUE'S EYE

    成城嬢が見つからない・・・

    20060528_002.jpg まあ、大抵の場合、アホな企画を楽しむ傾向があるのか、成城嬢を見に行こうという事になった。
    世田谷通りを西に進むと成城の駅前になんとなく到達する。このなんとなくというのは、特に決まったルートを通らない場合にのみ使われる言葉である、と、私のサイクリング辞書に載っている。
    成城嬢とはなんぞや、という疑問にはこう答える。
    「成城に暮らす、ソフィストケイトされた歳のころvingt-cinq ansくらいのお嬢さん」だと。
    ただそれだけ、であって、他にこれといった特徴も無ければ付加価値も無い。世田谷に繰らず「世田谷夫人」の多くは、成城嬢を装っている地方出身者であると、どこぞのコラムニストが言っているとおり、馬子にも衣装という言葉が妙にぴったりしている。

    成城嬢を見るために、成城くんだりまでした割に、駅前にたどり着くとさっき立てたばかりの目標を見失い住宅街の中を優雅に走る。
    シャーロック・ホームズの「美しき自転車乗り」の家庭教師の如く、新緑の中を風を切って走り抜ける爽快感は、邪心を打ち消してくれる。

    小田急線が成城の駅を出たばかりで真上を見ると、切り立った崖を望む事が出来る。高低差20メートルはあろうかという崖だ。
    この崖の上から線路の向こう西の方面を向くと、丹沢(だったと思う)の連峰が一望出来る。見事な展望スポットだ。
    映画で使われそうなその光景、トワイライトが更なる優雅な空間を魅せてくれるだろう。

    多摩水道橋を越えて

    20060528_002.jpg 急な斜面を駆け下り、狛江駅から小田急線に沿って和泉多摩川までおよそ15分。もう少し掛かったかもしれないが、まあ、そんなところだろう。
    多摩川に掛かる多摩水道橋を超えると神奈川県川崎市となる。ここから登戸の駅まで数分。特に目的地を決めていないから、遠くに来た、という感じは余りしない。
    登戸の駅へは寄らず、生田駅の方面へ進むうちトイレに行きたくなってきた。
    廣味坊でスープまで飲み干し、そのスープの酸味に負けた喉を潤すためにがぶ飲みした水が、今ごろになって出たいと言い出す。
    どこか適当な場所は無いかと探すうちに、専修大学の生田キャンパスのふもとあたりで、男子にとってはちょうど「良い感じ」の場所にめぐりあう。
    坦々麺のスープが勢い良く出て行く最中、ふと顔を上げると向こう側に畑を耕す農家のオヤジが帽子を被って鍬を上から下に下ろしているのを見付けた。
    どうかこちらを振り向かないでくれと100m先のそのオヤジに向かって祈りながら、ZIP UP。急ぐとたまにはさむことがあるので、慎重にしないといけない。

    せっかくなので、山道をぐんぐん登っていく。体力の衰えた私は手で押す。友人はまだまだいけるという。

    岡本太郎と生田緑地

    20060528_003.jpg 頂上に到達すると、そこは専修大学に占拠されたような集落になっていた。
    日曜日なので、学生は殆ど見かけなかったが、学校の周りを見ると、クラブ活動やイベントなどの存在を主張する看板などに装飾された区画があって、一昔前の明治大学御茶ノ水キャンパスのような雰囲気を醸し出していた。
    この学校の裏に、生田GCがある。広大な敷地にラフとグリーンのコントラストが鮮やかに見える。
    ゴルフという娯楽は、健康に良いなどと言われていたが、これは間違いだと思う。
    ADEOSだかLANDSATだかの衛星画像で解析すると、砂漠扱いになる。砂漠と同程度しか酸素を生み出していない、もとい、炭酸ガスを多く発生させているのだ。
    芝を管理するための農薬によって健康を害しにわざわざ棒とボールで一日を無駄にする娯楽をゴルフ以外に探せといっても難しい。

    ゴルフ場から少し下ると岡本太郎美術館の大きな彫刻が現れる。太陽の塔くらいの大きさだから、すぐに見つかるだろう。

    20060528_004.jpg 生田緑地の中に突入すると、さらに登りになる道があった。どうせなら、ということでその道を進むと展望台へ到着。
    15メートルはあるか、ご丁寧にエレベーターまで完備されたその展望台からは、新宿の高層ビル群を確認できる。大パノラマだ。
    新宿から西の方面を向くと3本の煙突が並んでいるのを発見。手前にあるのが砧の清掃工場の煙突、一番奥が高井戸、これらの煙突の間にあるのが、千歳清掃工場の「水色の煙突」という位置付けになる。
    思えば遠くに来たものだ、高井戸の煙突が随分向こうに見える。直線距離で15キロはあろうか。実際には30キロ近くはあるか?

    生田緑地の公園内には、科学館・・・とは名ばかりの自然観察館があって、その周囲にはD51が静態保存されていて、思わず携帯のカメラで写真を撮ってしまう。
    それよりもさらに興味を持ったのが、古民家を移築展示している「日本民家園」

    20060528_006.jpg 時間が無いというか、閉館時間の間際でもあったし、どこが入り口が判然としなかったのでスルーにしたが、近いうちに再度訪問しようと思う。そのときは電車で行きたい。

    生田緑地を後にし、登戸駅から宿川原を超え、多摩川河川を下流に進み二子玉川のカフェで一服。オープンカフェの真中にあるマロニエの木が余りにも綺麗だった事に一人感動する。
    帰りは246から環八に出て岐路についた。

    自転車の走行距離だけで考えると、山手線を半周(これはパリ市内を半周とだいたい同じらしい)くらいはしただろうか。随分疲れたように思われるかもしれないが、ここ数年、仕事で打ち合わせに行くときも、それが電車で15分の場所でも自転車で移動するほどの「チャリンカー」なったせいで、疲労感は全く無い。
    友人も同じく、いや、私以上に長距離走行を「ママチャリ」で可能にしている強漢(と書いてつわものと強引に読む)だから、大したものだ。

    20060528_008.jpg いや、誰より凄いのは、この長い記事をここまで読んでくれたあなたです。本当にありがとう。

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