T.Rex / Marc Bolanのトリビュートサイト。 Marc Bolan(本名Mark Feld)1947年9月30日生 1977年9月16日没。1970年代のBritish Rock,GLAM ROCKを代表するアーティスト。 Tony Vistontiに見出され、朋友David Bowie(デビッド・ボウイ)らと共に若い世代を中心に熱狂的な人気を得る。代表アルバムにElectric Warrior, The Sliderなど。今日も新たなファンを生み出し続けるロック界のメリエス。

Marc Bolan & T.Rex Final Cuts

今すぐ手に入れる!
2006年9月11日発売
ブログでの記事に詳細のレビューを記載したので、楽曲毎の内容についてはそちらを参照するといいだろう。
アルバムに収録されている楽曲のタイトルを見る限り、既に発売されているアルバムに見られるものと大差はない。
ロンドンのエア・スタジオの受付嬢が勝手に自宅に持ち帰り、後にボランの嗣子であるローランに譲り出た、というシナリオが出来過ぎているのは否めないが、スタジオ収録時の雰囲気を大切に再現しているという点では十分満足のいく仕上がりになっている。

01.Hot George
02.Love & The Foxey Boy
03.Celebrate Summer
04.Love Drunk
05.Write me a Song
06.Mellow Love
07.Dandy In The Undeworld
08.Crimson Moon
09.To Know You Is To Love You
10.Tame My Tiger
11.Shy Boy
12.0th Century Baby
13.Tame My Tiger [Gloria Jones vocal]
14.Mellow Love [alternate version]
15.To Know You Is To Love You [instrumental]

[日本盤のみ以下のボーナストラック]
16. Endless Sleep (Messing With The Mysticに収録)
17. Young Boy Of Love (Work In Progressに収録)
18. 21st Century Stance (Billy Super Duperなどに収録)



Work In Progress

2003年発表
ホームデモなどのカセット・テープ録音や、タイトルそのままの制作途中のトラックなどを集めたコンピレーションアルバム。RHINOから再発されたこともあり、内容とクオリティーともに充実しているレア・トラック集といえるだろう。 2枚組のうち、Disc2に収録されているものは後期T.Rexの音源が集められていて、さあこれから復帰するぞ!という気合が感じ取れる。
似たようなコンピレーションがいくつもあるが、中期〜後期のW.I.P.をほぼコンプリートしているこのアルバムは是非持っていたいところ。
EDSEL盤と後発のRHINO盤で若干価格が異なるが、出来ればRHINO盤でどうぞ。


▼TRACK LIST
[DISC ONE]
01.Is It True
02.Over The Flats
03.Jet Tambourine
04.Children Of The World
05.Did You Ever
06.Aligator Man
07.Shame On You
08.Rollin' Stone
09.Auto Machine
10.Would I Be The One
11.Meadows Of The Sea
12.Just Like Me
13.Spaceball Boot
14.Slider Blues
15.I wanna Go
16.This Is My Life
17.Big Black Cat
18.Sure Enough
19.I'm Coming To Rock 'n' Roll
20.Pale Horse Riding
21.Depth Charge
22.King Of The Mountain Cometh
23.Dynamo
24.Over You Babe
25.Sad Man
26.Skate Board
27.20th Century Baby
28.Everybody Needs Somebody
29.Teenage Angel
30.Auto Destruct
31.Young Boy Of Love
32.21 Century Stance
33.Classic Rap
--------------------------
[DISC TWO]
01.All OF My Love
02.Down Home Lady
03.Delanie (Everyday)
04.Saturday Night
05.Dance In The Midnght
06.Plateau Skull
07.Sky Church Music
08.Metropolis Incarnate
09.Bolan's Zip Gun
10.Lock Into Your Love
11.Bust My Ball
12.Savage Beethoven
13.Sanctified
14.(By The Light Of The) Magical Moon
15.Brain Police
16.Funky London CHildhood
17.Reelin' & A Wheelin' & Boppin' & A Bolan
18.Christmas Bop
19.Love Drunk
20.20th Century Baby
21.Hot George
22.Write Me A Song

Born To Boogie -The Soundtrack Album-

2005年5月。映画 BORN TO BOOGIEのDVDと同時に発売された2枚組みCD。
Disc1は、いわゆるサントラ盤だが、1971年のBBCによるインタビューが収録されている。
Disc2はいわゆるライブアルバム。映画撮影時に録音されたライブ音源で構成されていて、CalilacやGirl,Summertime Bluesといった名曲がカットされる事なく収録された歴史的な作品。
DVD化された映画と同様、いやもしかしたら、それ以上の傑作といっても過言ではない。
T.Rexは、確かに、映像から伝わる興奮が30年以上経過した今でも蘇るほどのブリティッシュ・ロックの正統派ライブバンドではあるが、その絶頂期を余す事無く伝えてくれる作品がこのライブアルバムだと思う。
ようやく、本気で出してきたライブ・アルバムであるこの作品は、ファンのみならず、UK SOUNDをこよなく愛す純粋な音楽が好きな人全てにとっての共有財産である。

▼TRACK LIST

disc1
1.Jeepster
2.Baby Strange
3.{Electric Wind}(poem)
4.Tutti Fruitti(Elton,Ringo&T.Rex)
5.Children of the Revolution(Elton,Ringo&T.Rex)
6.{Look to the Left}(Marc&Ringo-30 secs)
7.Spaceball Ricochet
8.{Some People Like to Rock}(Marc&Ringo-30 secs)
9.Telegram Sam
10.{Some People Like to Roll}(Marc&Ringo-30 secs)
11.Cosmic Dancer
12.The Tea Party Medley:Jeepster~Hot Love~Get It On~The Slider(Marc&String Quartet)
13.Hot Love

disc2
1.Rosko's Intro:{The Almighty-T.Rex}
2.Cadilac
3.Jeepster
4.Baby Strange
5.Spaceball Ricochet
6.Girl
7.Cosmic Dancer
8.Telegram Sam
9.Hot Love
10.Get It On
11."Just One More?' (Emperor Rosko)
12.Summertime Blues

THE DEFINITIVE tyrannosaurus rex

Steve Tookとのデュオ時代のベスト盤。31曲収録。ジャケットに価値有り。
音源の質が、他のティラノ時代のアルバムに比べて飛躍的に良くなっている事から、オススメしたいアルバムの一つである。
特に、ティラノ時代のベスト盤的なアルバムが欲しいが、どれにしようか迷っているなら、このアルバムがいいだろう。
ただし、近年、水に濡れたら台無しの紙ジャケット仕様でティラノ時代のアルバムがボーナストラックを沢山携えてリリースされているので、一通り揃えたいのでれば、それもいいかもしれない。
何しろ、ボランはその死後に収拾がつかないほどのアルバムが発売されているので、私自身、未だに整理が出来てない状態。

▼TRACK LIST
1.Debora
2.Child Star
3.Weilder Of Words
4.Scenescof
5.Mustang Ford
6.Chateau In Virginia Waters
7.One Inch Rock
8.Salamanda Palaganda
9.Conesuela
10.Stacey Grove
11.The Friends
12.Eastern Spell
13.Juniper Sunction
14.Pewter Suitor
15.Warlord Of The Royal Crocodiles
16.Catblack (The Wizard's Hat)
17.Chariots Of Silk
18.The Seal Of Seasons
19.Iscariot
20.The Misty Coast Of Albany
21.King Of The Rumbling Spires
22.Do You Remember
23.Once Upon The Seas Of Abyssinia
24.Blessed Wild Apple Girl
25.By The Light Of The Magical Moon
26.Find A Little Wood
27.A Daye Laye
28.Pavilions Of Sun
29.Great Horse
30.Lofty Skies
31.Elemental Child

TOTAL T.REX 1971-1972

この作品については、アーカイブのコーナー(こちら)で詳しく丁寧に解説している(つもり)なので、そちらを参考にしてもらうこととして、別のことを記述します。

2004年8月10日。それまで遠慮がちだったT.REXのCDリリース。
そんな音楽業界にある種の衝撃が走った。T.REXの未発表曲&デモ音源集のボックスセットである。
知っている人は知っている。このボックスセットは、決して珍しいものではない。マニアなら大抵持っている音源ばかりの寄せ集めであると気付く。

しかし、そうはいってもこのアルバムの功績は大きい。
日本国内で発売されたものについては、そのやる気の無さや責任感の低さなど不満が多いが、そうした不信感を除くと、このアルバムは非常に良いものとなる。

チョー個人的感想
アルバムの具体的な内容については、既に紹介済みなので割愛するが、このアルバムに対しの感想と、簡単な補足を行なっていきたいと思う。

このアルバムのライブ音源、DISC3,4にあたる内容は、ブート盤として時折見かける事が出来る「Monitor Recordings 1971 & 1972」に収録されているものと同内容。
レア度に関しては、実はそれほどでもないが、日本国内では余り出回っていないという点では珍しいかもしれない。
この辺りの情報については、英国やドイツのファン・ソサエティが詳しく解説しているので参考までにリンクを紹介しておく。(リンク切れがあったら報告してね)

数年前からデモ音源やライブ音源のリリースが細々ではあるが続いている。その背景として、MARC ON WAXレーベルの崩壊と、そのレーベルの所有者でありファンクラブの会長でもあったジョン&ジャン・ブラムリー夫妻の権利売却にある。

もちろん、それだけが原因とはいえないが、BBCのニュースなどでも発掘ラッシュの報道がファンの間で話題となる。
さらには、優良なレーベルから発表されるアルバムは、それぞれのトラック内容を真剣に調べた上で発表するといった「本来ならばそれが当然である事」が、今になってようやく実現されている。

しかし、ファンの本音としては、そうした未発表スタジオアウトテイクではなく、世界各国で収録されたテレビ番組の音源とその映像及び、ライブ音源なのである。

実は、T.REXの良質なライブ音源の存在はそれとなく伝わってくる。幾人かのenthusiastが所有している1"や、8tr音源の存在が明らかとなっている。

これらの音源がきちんと整理され、さらには、DVDなどの映像として多くの待ち構えているファン達に届く事があれば、その時、本質的な「グラムロックの再来」がやってくるんだと思う。


2004年発表
▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
Great Jewish Music:Marc Bolan

T.REXのアルバムではなく、一種のトリビュート盤。なので、ここに掲載するのはどうかと思ったが、ついでなので、置いといた。
ふーん、なるほど、という感じで聴いているうちに、あれ?これって、誰だろうと気になる人の声がするとおもったら、ショーン・レノンだった。

チョー個人的感想
CDの帯に、パンクロックの父として様々なアーティスト、例えばラモンズやジョニー・ロッテンなどのパンクロッカーが影響を受けたことでも有名な、グラムロックの開拓者の一人、マーク・ボランとそのグループT.REXの楽曲を、現代のアグレッシブで前衛的なアーティスト達による演奏を集めたコンピレーションアルバム・・・などと記述されている。(意訳)

さて、このアルバムの特徴としては、ジャケットが変だという事。
T.REXのことを知らなくても、N.Y.に出張した時に「お、なんかこれ、日本のことを間違った価値観で捉えた典型的なアメリカ人のデザインを風刺した日本人のイラストレーターによるある意味不気味なジャケットだから、買って帰ろう」的な発想で、日本のみならず、世界中の極少数派の人達が持っているアルバムだと思う。

はっきりいって、この手のアルバムに共通するのは、それほどT.REXを「お前、別に好きじゃないだろう」とはっきり面と向っていってしまいたくなるような演奏が多いこと。

もう、こういうアルバムばっかり集めたり、探したりするもんだから、頭が変になってしまいます。次に紹介するアルバムの方が純粋なファンにとってはよっぽどありがたいと思う。

とはいえ、楽曲クオリティーや、収録内容については、まずます。こういうのは、主観的な感想であるので、余り参考にならないが、自称T.REXマニアや、T.REXのことなら何でも知ってるぜ!と豪語したいなら、こういうアルバムを持っていても損は無いはず。

▼TRACK LIST
01.Arto Lindsay & Marc Ribot / Children Of The Revolution
02.Rebecca Moore / Telegram Sam
03.Kramer / Get It On
04.Melvins / Buick MacKane
05.Medeski, Martin & Wood / Groove A Little
06.Lo Galluccio / Cosmic Dancer
07.Fantomas/Mike Patton / Chariot Choogle
08.Tall Dwarves / Ride A White Swan
09.Chris Cochrane / Rip-Off
10.Gary Lucas / Deboraarobed
11.Ezster Balint / Mambo Sun
12.Vernon Reid / Jeepster
13.Danny Cohen / Lunacy's Back
14.Elysian Fields / Life's A Gas
15.Sean Lennon & Yuka Honda / Would I Be The One
16.Cake Like / Love Charm
17.Trey Spruance / Scenescof
18.Buckethead / 20th Century Boy
19.Lloyd Cole / Romany Songs

The Essential Collection Limited Edition

2002年9月16日発売
何よりも特筆すべきなのは、ボーナスDVDがセットされていること。
このDVDはGranada Televisionで放送されていた”MARC SHOWのVTR映像が納められており、以下のようなトラックとなっている。ボランが他界する数日前からの映像である・・・ まさに、コレクターズアイテム。コレクターでなくても、「おまけ」のDVDで後期のボランの姿を見ることが出来る貴重なアルバムといえる。

[DISC ONE]
1.20th Century Boy
2.Get it On
3.Teleglam Sam
4.Ride a white Swan
5.Jeepster
6.Hot Love
7.Children Of The Revolution
8.Metal Guru
9.I love to Boogie
10.Debora
original full length version
11.The Groover
12.Truck On (tyke)
13.Teenage Dream
14.Newyork City
15.King of The Rumbling Spires
16.By the light of The Magical Moon
17.Summertime Blues
18.Cosmic Dancer
19.Light Of Love
20.Dreamy Lady
21.London Boys
22.Laser Love
23.One Inch Rock
24.Solid Gold Easy Action

--------------------------


1.Sing Me A Song (Opening Credits to MARC)
2.Jeepster
3.Ride A White Swan
4.Hot Love
5.Get It On
6.Debora


▼TRACK LIST

▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
The T.REX Wax Co. Singles A's and B's 1972-1977

2002年発表
1972年から1977年までのシングルをA面・B面を分けて全て収録したベスト盤的なアルバム。一般のベスト盤と異なるのは、レーベルで選定したものではなく、単純にシングルで発売されたものだけを収録した点。
過去にも似たようなCDは出た事はあるが、まとまってしかもCD2枚組みというのはこのアルバムくらいしか思い当たらない。(実際あるかも知れないが入手は困難だろう)
初心者にも絶対にオススメできるアルバムだが、私のようについ買ってしまうファンにも便利なアルバムだ。
最近発売されたばかりなので、入手は簡単。
このサイトからでも入手は可能だが、CDショップまで出かけていくほうが手っ取り早くゲット出来るでしょう。



▼TRACK LIST
[DISC ONE]
1.TELEGRAM SAM
2.CADILAC
3.BABY STRANGE
4.METAL GURU
5.THUNDERWING
6.LADY
7.CHILDREN OF THE REVOLUTION
8.JITTERBUG LOVE
9.SUNKEN RAGS
10.SOLID GOLD EASY ACTION
11.Xmas RIFF
12.BORN TO BOOGIE
13.20TH CENTURY BOY
14.FREE ANGEL
15.THE GROOVER
16.MIDNIGHT
17.TRUCK ON(Tyke)
18.SITTING HERE
19.TEEN AGE DREAM
20.SATISFACTION PONY
21.LIGHT OF LOVE
22.EXPLOSIVE MOUTH
23.ZIP GUN BOOGIE
24.SPACE BOSS
--------------------------
[DISC TWO]
1.NEW YORK LADY
2.CHROME SITAR
3.DREAMY LADY
4.DO YOU WANNA DANCE?
5.DOCK OF THE BAY
6.LONDON BOYS
7.SOLID BABY
8.I LOVE TO BOOGIE
9.BABY BOOMERANG
10.LASER LOVE
11.LIFE'S AN ELEVATOR
12.TO KNOW YOU IS TO LOVE YOU
13.CITY PORT
14.THE SOUL OF MY SUIT
15.ALL ALONE
16.DANDY IN THE UNDERWORLD
17.GROOVE A LITTLE
18.TAME MY TIGAR
19.CELEBRATE SUMMER
20.RIDE MY WHEELS

▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
UNCAGED

2001年発表
いわゆるENHANCED CDである。
普通のCDプレイヤーでの再生はもちろんのこと、PCではCD-ROMコンテンツとして上記トラックの映像と、さらに貴重なインタビュー映像が同根されている。Quick Time形式なので、ほぼ全てのPC&Macで再生可能である。
映像自体は低フレームレートなのであまり心地よくはみれないかもしれないが、数あるボラン没後のCDとしては珍しいアルバムである。
また、ライナーノーツに、T.REXのドラマーであったビル・レジェンドのコメントが寄せられており、その中の一部に

〜By now, Marc's guitar work and his style of playing was strongly in evidence, and the energy and the tightness is very apparent n all the tracks〜

とあるように、ギタリストとしての一面も今尚ビルにとっては評価のポイントであることが明確にわかる。実際、このアルバムに収録されている曲の中でも、Baby Strangeのギターの音は確かに力強くも繊細な音である。
ちなみに、大きめのCDショップだと大抵入手出来ると思うが、近くに無い場合はここでも入手出来る。

▼TRACK LIST
1. 20th Century Boy (Sound/Mov)
2. Jeepster (Sound/Mov)
3. Jewel (Sound/Mov)
4. Life's A Gas (Sound/Mov)
5. Ride A White Swan (Sound/Mov)
6. Buick McKane (Sound/Mov)
7. Baby Strange (Sound/Mov)
8. Interview (Mov)

TELEGRAM SAM -T.REX BOOGIE HITS/T.REX

1989年に発売されたベスト盤の1種。
T.Rexとしての代表曲を集めたベスト盤という位置付けとなっていたようだ。
入門者向けベスト盤としても、物足りない選曲。
一体何の為に売られていたのかは見当の及ばぬところだが、バブル絶頂期のことでもある事も関係しているのだろうか。
こんなの、中古で500円で売られていたから気の迷いで買ってしまったものの、持っていてなんの意味もないアルバムであることだけは断言可能。
お金は大切にしましょう。

▼TRACK LIST
1. Telegram Sam 2. Get It On 3. The Slider 4. Born To Boogie 5. Think Zinc 6. Zip Gun Boogie 7. Laser Love 8. I Love To Boogie 9. 20th Century Boy 10. New York City 11. Hot Love 12. The Groover 13. Ride A White Swan 14. Celebrate Summer

When I Need TV I Got T.REX VOL.1

発表年月不明。"When I Need TV I Got T.REX"シリーズの第一段として、BBCの"Top Of The Pops"や、"Cilla Black Show"、ビデオでもおなじみの、エルトンジョンとの共演(アップルスタジオにて収録)など、曲自体は有名だが、音源的には入手し辛いものが収まっている。-15-の"Dreamy Lady"はおすすめ! また、"To Know You is To Love You"はビートルズバージョンよりもずっと良い。 ちなみに、このアルバムのタイトルの由来は、David Bowieの”All The Young Dudes"からだと思う。

▼TRACK LIST
1.RIDE A WHITE SWAN
2.HOT LOVE
3.GET IT ON
4.JEEPSTER
5.LIFE'S A GAS
6.TELEGRAM SAM
7.METAL GURU
8.CHILDREN REVOLUSION
9.TUTTI FRUTTI
10.SOLID GOLD EASY ACTION
11.TEENAGE DREAM
12.NEW YORK CITY
13.LONDON BOYS
14.I LOVE TO BOOGIE
15.LASER LOVE
16.TO KNOW YOU IS TO LOVE
17.THE SOUL OF MY SUIT
18.DANDY IN THE UNDERWORLD
19.CELEBRATE SUMMER
20.CRIMSON MOON

▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
The Curfew At The Crack Of Night
1973年と74年にアメリカとドイツで行なわれたライブ(テレビ収録も含む)を収めたアルバムで、グロリアとディノ・ダインズが正式加入したての演奏を聴く事が出来る。

NBCスタジオでのライブ録音については、このページでも紹介している"RAINBOW LIVE 1977"にも収録。

▼TRACK LIST
1.Hot Love
2.Get It On
*Midnight Special, NBC Studios, Los Angels, early September 1973

3.20th Century Boy
4.Buick Mackane
*Musikladen, Radio Bremen Studios, Bremen 19.2.73

5.Jeepster
6.Zip Gun Boogie
7.Token Of My Love
8.Get It On
*Don Kirshner's Rock Concert, Long Beach Arena, Long Beach, early October 1974

9.The Groover
10.Jeepster
*In Concert, Aquarius Theatre, Hollywood, April 1973

WHEN I NEED TV I GOT T.REX VOL.3

発表年月不明。"When I Need TV I Got T.REX"シリーズの第三段
このアルバムのサブタイトルは、"Fleetfoot Voodoo Man"。曲目リストからわかるように、同じ曲が何度も並ぶのはファン以外にはあまりうれしいアルバムではないかもしれないが、内容は良い。
1971年1月から翌年2月までのテレビシリーズ用に録音されたものだが、テレビで放送された音源は、このアルバムの音源をミックスダウンしたものらしい。つまり、何も加工していない状態のマスターテープが原盤であるとライナーノーツに記述してある。
個人的に気に入っているのは、8の”SPACEBALL RICOCHET"である。改めてボランのアコースティックプレイに敬服する1曲。
(Thanks to Wolfgang, send me these nice albums)


▼TRACK LIST
1.JEEPSTER
2.LIFE'S A GAS
3.BABY STRANGE
4.RIDE A WHITE SWAN
5.JEWEL
6.JEEPSTER
7.CADILAC
8.SPACEBALL RICOCHET
9.TELEGRAM SAM
10.JEWEL
11.RIDE A WHITE SWAN
12.ELEMENTAL CHILD
13.SUMMERTIME BLUES
14.HOT LOVE
15.JEEPSTER
16.TELEGRAM SAM
17.CADILAC
18.SUNEYE (Bonus-Track)

▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
PRINCE OF PLAYERS

1998年にEDSELから発売されたalternate seriesの一つ、PRINCE OF PLAYERS
主にスタジオ・セッションの模様を収録されたもので構成されている。1976年の終わりごろ、Los Angelsでの録音を開始、ロンドンに戻りさらに勢力的にアルバム作りに専念する一方、テレビ番組での出演も重なり多忙な日々を送っていた時期と推測出来る。
Teen Riot Structureのデモ音源(Bonus Trackとして収録)などは、なんだか生々しい感じがしてたまらない。本当はこういうのは聴いてはいけなかったんだろうと思ってしまう。
マニアックなファンや、とにかくアルバムを収集したいというコレクター以外には余りおすすめは出来ない。

▼TRACK LIST
1.Dandy In The Underworld
2.Crimson Moon
3.Iエm A Fool For You Girl
4.I Love To Boogie
5.Funky London Childhood
6.Jason B. Sad
7.Groove A Little (Live)
8.The Soul Of My Suit
9.Hang-Ups (Live)
10.Pain And Love
11.Teen Riot Structure
12.To Know You Is To Love You(Extended Play)
13.City Port (Extended Play)
14.Tame My Tiger (Extended Play)
15.Celebrate Summer (Extended Play)
16.I Love To Boogie (Bonus Track)
17.Soul Of My Suit (Bonus Track)
18.Pain And Love (Bonus Track)
19.Teen Riot Structure (Bonus Track)
20.Celebrate Summer (Bonus Track)
21.Weird Strings (Bonus Track)

※トラック17曲目のSoul Of My Suitはテレビ番組GET IT TOGETHER出演時のもの

ROCKIN' & ROLLIN' (LIVE at Budokan)

1972年 11月28日の武道館ライブのブートアルバムと表記してある。
ブートなので、その辺りの正確性は判らないけれども、その当日に会場に足を運んだ人に聞いてもらえば整合性が取れると思う。
気になる音質だが、not too bad.まずまずといったところ。オーディンス録音なのか、武道館に設置してある天井マイク等からの横録りなのか、情報がないので判らない。
ただ、高音域がきちんと聴こえるので、それなりの媒体に録音されていたものと思われる。
(もしくはEQ等で高音域を上げたのか?)

ギターの音なんかが比較的きちんと聞こえてくるし、マークがなんだかとても楽しそうに演奏している。
しかし、こういった類のアルバムは希少性はあっても、重要性は余りない気がする。

ところで、Telegram Sam演奏後に女性っぽい声で「マークぅ!どうしたどうした」と言っているのだが、これは誰だろうとか考えてしまう。
随所で観客のヒステリックな声が聞こえるのだが、どうしたんだろう。


▼TRACK LIST
(disc 1)
1.Chariot Choogle
2.Baby Strange
3.Mickey Finn Solo
4.Telegram Sam
5.Metal Guru
6.Spaceball Ricochet
7.Buick Mackane

(disc 2)
1.Jeepster
2.Hot Love
3.Get It On

T.K.Y.Blues
1973年10月25日の来日・武道館公演の収録。ブート盤。
ブートなのでブート専門店とか中古レコード屋などで入手可能。
音質は良くないけれども、日本でのT.Rexの演奏がどんな風だったのかというのは伝わると思う。
そして、このアルバムについては大して書くことが無いので、このときのギグ・メンバーを記しておく。

Marc Bolan / guitar and vocal
Mickey Finn / congas and vocal
Steve Currie / bass
Bill Legend / drums
Jack Green / guitar

※Jack Greenは、Mickey Finn's T-REXというミッキーが他界する数年前に作ったバンドにも在籍。来日も果たした。

▼TRACK LIST
1.20th Century Boy
2.Chariot Choogle
3.Telegram Sam
4.Buick Mackane
5.Jeepster
6.Tokyo Blues
7.Get It On

THE SLIDER Anthology

トリビュートバンドT.Rextasyのダニエルズなどが立ち上げたプロダクションTPL(Thunderwing Productions LTD)から2003年に発売されたアルバム。 Bump'n'Glindshadowheadなどに続くシリーズものの第3弾。
日本版には、写真家の鋤田氏とexマルコシアスバンプ(現Akima&Neos)の秋間氏の対談が付属。
T.Rexの中でも1,2位を争うほど有名なアルバムのアウトテイク集だけあって、また、完璧なリマスター作業で蘇ったテープ音源からは、これまでのアウトテイク集とは一線を画す出来となっている。
ただ、ものはアウトテイクだったり、W.I.P.(Work In Progress=制作途中)というだけあって、マニア向けの内容である。

ボランの肉声だけでなく、スタジオでの収録過程やミキシングレベルなど、完成版と比較してみるのが楽しいという人は良い研究材料になるかもしれない。
良質なアウトテイク集だけしか出さないTPLだからこそ出来たのであって、ダニエルズを含む彼らの絶大なる努力は、その想像に難しくないだろう。

▼TRACK LIST
1.Metal Guru
2.Mystic Lady
3.Rock On
4.The Slider
5.Baby Boomerang
6.Spaceball Ricochet
7.Buick Mackane
8.Telegram Sam
9.Rabit Fighter
10.Baby Strange
11.Ballrooms of Mars
12.Chariot Choogle
13.Main Man
14.Cadilac
15.Thunderwing
16.Lady
17.Sunken Rags

ZINC ALLOW AND THE HIDDEN RIDERS OF TOMORROW

上記で紹介したアルバムDandy In The Underworldと同時期に発売されたシリーズものの一つ。
ボーナス・トラックが4曲収録されているお買い得なアルバムではあるが、オリジナルのジャケットではない。ジャケットデザインも良いとはいえない。
どういうわけか、T.Rex関連のデザインについては、ダサいものが多い。これは必然なのか?

余談だがこのアルバムZINC ALLOY〜は、来日の際に仮面ライダーの放送からタイトル名のアイデアを得たという事。

▼TRACK LIST
1.Venus Loon
2.Sound Pit
3.Explosive Mouth
4.Galaxy
5.Change
6.Nameless Wilderness
7.Teenage Dream
8.Liquid Gang
9.Carsmile Smith & the Old Ones
10.You Got To Jive To Stay Alive . Spanish Midnight
11.Interstellar Soul
12.Painless Persuasion v The Methawk Immaculate
13.The Avengers (Superbad)
14.The Leopards Featuring Gardenia & the Mighty Slug
15.Satisfaction Pony(bonus)
16.Light of Love(bonus)
17.Zip Gun Boogie(bonus)
18.Space Boss(bonus)

DANDY IN THE UNDERWORLD
1985年にMARC ON WAXから発売されたされたアルバム。ジャケットがオリジナルと異なっているだけでなく、ボーナス・トラックが7曲追加されている。
特筆すべきは、DANDY IN THE UNDERWORLDのシングルカット・バージョンや、未発表曲として謳われる事の多かったTO KNOW YOU IS TO LOVE YOUが収録されている事だろう。


▼TRACK LIST
1.Dandy In The Underworld
2.Crimson Moon
3.Universe
4.I'm A Fool For You Girl
5.I Love To Boogie
6.Visions Of Domino
7.Jason B. Sad
8.Groove A Little
9.The Soul Of My Suit
10.Hangups
11.Pain And Love
12.Teen Riot Structure
13.To Know You Is To Love You
14.City Port
15.All Alone
16.Dandy In The Underworld(Single Ver.)
17.Tame My Tiger
18.Celebrate Summer
19.Ride My Wheels
BORN TO BOOGIE / MARC BOLAN & T.REX

1992年に発売されたサントラ版BORN TO BOOGIE。
DVDで発売されたBORN TO BOOGIE同時発売されたサントラとは別物で、どちらが良いとか悪いとかの比較は出来ないにしても、このアルバム自体そこそこ音質も良いし、ステレオ音源となっているのでいわゆるライブ盤といった雰囲気を強くもっている。
デジタル技術でいじり倒した音源の方が、今の感覚では良しとされるだろうから、こだわりの無い人にはおすすめしないが、「音」について少しでもコダワリを持っているマニアックな人には、このアルバムをどこかで見かけたら買っておいても良いだろうと思う。

▼TRACK LIST
01.Jeepster
02.Baby Strange
03.Spaceball Ricochet
04.Cosmic Dancer
05.Telegram Sam
06.Hot Love
07.Get It On
08.Runway
09.I Looked To The Left
10.Some People Like To Rock
11.The Tea Party
12.Chariot Choogle
13.Some People Like To Roll
14.Children Of The Revolution(strings)

RAINBOW LIVE

1977年3月London Rainbow Theatreでのライブ収録と1974年オハイオでのライブ収録の2枚組
1枚目のCDの最後に収録されているGet It OnはDAMNEDとの共演。
生前のライブ音源としては貴重な部類にはいるもので、MCがきちんと収録されている。MCでは自分たちのことをNEW T.Rexと呼び、テレビスタジオなどでのライブ音源に比べると観客の歓声が生しく、場に臨む雰囲気を感じさせてくれる。
心からおすすめしたいアルバム。T.Rex全盛期と比較しても、遜色がないばかりか、人によってはこの時期のT.Rexの方を好むほどなので、マニアックなファン以外にも強く推奨する最高のアルバムである。
※このライブのMCでマークがDino Dinesを紹介するときにBeach Boysプレイしていた事をほのめかす言動があるが、真相は定かではない。(ボランの虚言の可能性大)
『髭を生やして白い服を着て「今夜はビーチボーイズのMike Loveになるよ」とマークに言ったのでそれを受けて冗談で紹介してます。』(以上、じょかさんよりご指摘頂きましたm(__)m)
2006/01/16修正

▼TRACK LIST
(DISC 1)
01.Jeepster
02.Visions Of Domino
03.New York City
04.Soul Of My Suit
05.Groove A Little
06.Telegram Sam
07.Hang Ups
08.Debora
09.I Love To Boogie
10.Teen Riot Structure
11.Dandy In The Underworld
12.Hot Love
13.Get It On (With The Damned)

(DISC 2)
01.Jeepster
02.Telegram Sam
03.Token Of My Love
04.Teenage Dream
05.Zip Gun Boogie

BORN TO BOOGIE THE COLLECTION

T.REX黄金期(一部ティラノ時代)の楽曲を集めたベスト盤。低価格の割には選曲が良いのでプレゼント用に良いかもしれない。


▼TRACK LIST
1.Get It On
2.Hot Love
3.Ride a White Swan
4.Woodland Bop
5.By the Light of a Magical Moon
6.Beltane Walk
7.Jeepster
8.Rip Off
9.King of the Rumbling Spires
10.Debora
11.She Was Born to Be My Unicorn
12.Child Star
13.Planet Queen
14.Diamond Meadows
15.Cosmic Dancer
16.Cat Black (The Wizard's Hat)
17.Like a White Star, Tangled and Far, That's What You Are
18.Life's a Gas

▼参考リンク
Monthly Pickup Archive
A WIZARD, A TRUE STAR

3枚組みのボックスアルバム。ラジオのジングルやコマーシャル用のテイクなどが含まれている貴重なアルバム。
コレクターズアイテムシリーズの中では、最高峰かもしれない。
内容の濃いブックレットが見開きに収められており、資料としての価値が高いだけでなく、初期から後期までのレアな音源を纏めていて、なかなか楽しめる。ただし、マニア向きである事は否めない


▼TRACK LIST
(DISC 1) 1.Interview
2.Telegram Sam
3.Spaceball Ricochet
4.Cadilac
5.Metal Guru (Acoustic)
6.Baby Strange
7.Over The Flats
8.Thunderwing
9.Is It True
10.Interview
11.Metal Guru
12.Rabbit Fighter
13.Pepsi Jingle
14.Sunken Rags
15.The Slider
16.Buick MacKane (Acoustic)
17.KLOS Radio Jingle
18.Would I Be The One
19.Rock On
20.Children Of The Revolution
21.Painted Pony
22.Solid Gold Easy Action
23.Xmas Flexi Message
24.20th Century Boy
25.The Street & Babe Shadow
26.I Wanna Go
27.Interview
28.You Got The Look/Electric Slim
29.The Groover
30.Sure Enough
31.Interview
32.Highway Knees
33.Midnight
34.Untitled Poem
35.Left Hand Luke & The Beggar Boys
(DISC 2) 1.Interview
2.Change
3.Every Day
4.Interview
5.Venus Loon
6.All My Love
7.The Leopards
8.Interstellar Soul
9.Carsmile Smith
10.Interview
11.Saturation Syncopation
12.Down Home Lady
13.Sky Church Music
14.Teenage Dream
15.Till Dawn
16.Jitterbug Love
17.Are You Ready, Steve?
18.Light Of Love
19.Sanctified
20.Think Zinc
21.Solid Baby
22.Bust My Ball
23.Token Of My Love (Live)
24.Children Of Rarn: We Are Down/Theme From The Sermon On The Mount/Children Of Rarn (Main Title)
25.Interview
(DISC 3)
1.Brain Police
2.Futuristic Dragon Intro
3.New York City
4.Reelin' & A Wheeling
5.Dreamy Lady
6.Christmas Bop
7.Talking To A Critic
8.Rip It Up
9.Teenager In Love
10.Capital Radio Jingle
11.Jupiter Liar
12.Pale Horse Riding
13.Chrome Sitar
14.Piccadilly Radio Jingle
15.Jeepster Rap
16.Funky London Childhood
17.Dawn Storm
18.Casual Agent
19.20th Century Boy
20.I Love To Boogie
21.Interview
22.London Boys
23.Life's An Elevator
24.Dandy In The Underworld
25.Crimson Moon
26.Hang Ups (Live)
27.Hot George
28.21st Century Stance
29.Pain And Love
30.Interview
31.Celebrate Summer
32.Keep A Little Marc In Your Heart

ROCK SERIES/MARC BOLAN

ターミナル駅やなんかで売られているいわゆる1000円CDの一つ。内容はビギニング・オブ・ダブスと同じ。ある意味お買い得。500円で売られている場合もある。
で、私はこれを5セット書店で注文し、ドイツ人の友人に送ってあげたらかなり喜ばれた。少なくとも、ドイツのコレクターのうち4人はこれと同じものを所有しているはずである。
たまにYahoo!オークションなどで、1000円以上で売りに出ている事があるが、競り落とすほどの価値はないので、一言付け加えておく。

▼TRACK LIST
1.One inch rock
2.Jasper C. Debussy
3.Oservations
4.Your got the powers
5.Beyond the risin' sun
6.Charlie
7.Jasmine forty-nine
8.Pictures of purple peoples
9.Mustang Ford
10.Misty mist
11.Black and white incident
12.Lunacy's back
13.Estearn spell
14.Hot rod mamma
15.The beginning of doves
16.Sara crazy child
17.Rings of fortune
18.Sally was an angel
19.Cat black
20.Hippy Gumbo

THE PEEL SESSIONS

BBC RADIO ONEで放送された番組The John Peel ShowをCD化。JEWEL/RIDE A WHITE SWAN/ELEMENTAL CHILD/SUN EYEの4曲のみ。オランダからの輸入盤 録音された時期は1970年10月28日とある。
たった4曲しか収録されていないけど、ご丁寧にLimited Editionと書いてあるのが勿体ぶっているようで面白い。
中野のCDショップなんかでしばしば見かたので、それほど珍しくないアルバムだろう。



▼TRACK LIST
1.Jewel
2.Ride a White Swan
3.Elemental Child
4.Sun Eye

Misty Mist

Tyrannosauruse Rex時代のデモトラック、それもかなり初期の頃の作品を10曲集めたアルバム。全曲レアシリーズ等で入手可能。
色んな国や地域から様々な編集盤が出ているが、一体誰がどういう思惑で発売に漕ぎ着けるのだろうか。
洋書業界では、海外からボロクソに安く仕入れたアートブックを原価の10倍位で売るという事も良くあるらしいので、そういう阿漕な仕事をしているようなタイプの人なのか、純粋にT.Rexが好きな人が人が出しているのか。
このアルバムにも収録されているONE INCH ROCKだが、ライブ盤、デモ版、ティラノ時代、T.Rex改名後と最低でも4種類存在し、ライブ演奏バージョンに至っては日程別で分けるとさらにいくつものバージョンが現れてしまう。
世の中にはひょっとしたらONE INCH ROCKオタクなるマニアが居るかもしれないと考えてしまう。
脱線したが、このアルバムは新品で500円前後で販売されていた。デンマーク盤

▼TRACK LIST
1.Hot Rod Momma
2.The Beginning Of Doves
3.Mustang chevrolet
4.Pictures Of Purple People
5.One Inch Rock
6.Jasmine '49
7.Charlie
8.Misty Mist
9.Cat Black
10.Sally Was An Angel

cosmic planet elemental queen

めちゃくちゃなタイトル。アメリカでのラジオセッションを収めた全13曲。音源としてはレアだが、音質面から見るとマニア向けかと思う。買うなとは言わないが、敢えておすすめはしない。
内容については、いずれの楽曲も1971年から1972年のちょうどT.Rex絶頂期に録音されたアメリカでのラジオセッションで、モノラル録音。Retropopというレーベルより出ている。
ちなみに、私の所持しているCDは、プレスが安っぽいせいかまともに再生出来る曲が数曲しかない。

▼TRACK LIST
1.Cosmic Dancer
2.Planet Queen
3.Elemental Child
4.Jewel
5.Hot Love
6.Cosmic Dancer (Version 1)
7.Honey don't
8.Planet Queen (Version 2)
9.Get It On Blues
10.Spaceball Ricochet
11.Jeepster
12.Cosmic Dancer (Version 3)
13.Baby Strange.

Love and Death

ビギニング・オブ・ダブスとほぼ同じ内容ではあるが、こちらのほうが曲数が少ない全16曲で、しかもオーバーダビングされている。
つまり、マーク・ボランの未発表曲をモチーフにマーク・ボランの名を騙り勝手に作ってしまったという代物。
重ね録りした上に、ミックスまで丁寧に行なっているはいるが、趣味の領域を抜け出ていない面が伺える。
余りにも初期の時代の楽曲をいじっているから、面白いというか、ネタとしてはなかなかのものだと思う。ただ、二度とこんなのは出して欲しくない

▼TRACK LIST
1.You Scare Me To Death
2.You've Got The Power
3.Eastern Spell
4.Charlie
5.I'm Weird
6.Hippy Gumbo
7.Mustang Ford
8.Observations
9.Jasmine エ49
10.Cat Black
11.Black And White Incident
12.The Perfumed Garden Of Gulliver Smith
13.The Wizard
14.Beyond The Risin' Sun
15.Rings Of Fortune
16.Recorded Quotes From Book (You Scare Me To Death)

Accoustic Warrior

1996年発表
W.I.P.のトラックを勝手にオーバーダブして発売したいかがわしい作品。付けたしでギターやドラムなどが加わっているので、レアトラックではなく、単なる勝手にREMIX盤である。
発売された当初の触れ込みでは、未発表曲が贅沢にもふんだんに収録されていると雑誌などで掲載されていたのだが、お世辞にもこういうアルバムの存在が良いものだとは思えない。
私のように騙された気分を味わいそうになる人には決しておすすめしないが、CDを集めるのが趣味というマニアックな人には良いのかもしれない。コレクターズアイテムとしては×

▼TRACK LIST
1.20th Century Boy
2.Get It On
3.Telegram Sam
4.Laser Love
5.Metal Guru
6.Spaceball Ricochet
7.Girl
8.Jeepster
9.Ballrooms of Mars
10.Mystic Lady
11.Debora
12.The Slider
13.Seagull Woman
14.Main Man
15.Cosmic Dancer

T.REX GOLDEN GREATS

SMSから1988年に登場。
数あるベスト盤でCDとして発売されたものでは古いほう。とはいえ、中古レコ店や古本屋等で800円程度で入手出来る。普通のベスト盤。
当時はこのCDが3,200円もしていた事を考えると、随分と高かったのだろうと思う。
そして、このアルバムにはCADILLACが入っていないのが残念だと思っていたのを思い出した。

▼TRACK LIST
1.Ride A White Swan
2.Hot Love
3.Get It On
4.Jeepster
5.Telegram Sam
6.Metal Guru
7.Children Of The Revolution
8.Solid Gold Easy Action
9.20th Century Boy
10.The Groover
11.Truck On (Tyke)
12.Teenage Dream
13.Light Of Love
14.Zip Gun Boogie
15.New York City
16.Dreamy Lady
17.London Boys
18.I Love To Boogie
19.Laser Love
20.The Soul Of My Suit
21.Dandy In The Underworld