T.Rex / Marc Bolanのトリビュートサイト。 Marc Bolan(本名Mark Feld)1947年9月30日生 1977年9月16日没。1970年代のBritish Rock,GLAM ROCKを代表するアーティスト。 Tony Vistontiに見出され、朋友David Bowie(デビッド・ボウイ)らと共に若い世代を中心に熱狂的な人気を得る。代表アルバムにElectric Warrior, The Sliderなど。今日も新たなファンを生み出し続けるロック界のメリエス。 | |
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Marc Bolan & T.Rex Final Cuts
2006年9月11日発売
ブログでの記事に詳細のレビューを記載したので、楽曲毎の内容についてはそちらを参照するといいだろう。 アルバムに収録されている楽曲のタイトルを見る限り、既に発売されているアルバムに見られるものと大差はない。 ロンドンのエア・スタジオの受付嬢が勝手に自宅に持ち帰り、後にボランの嗣子であるローランに譲り出た、というシナリオが出来過ぎているのは否めないが、スタジオ収録時の雰囲気を大切に再現しているという点では十分満足のいく仕上がりになっている。 01.Hot George 02.Love & The Foxey Boy 03.Celebrate Summer 04.Love Drunk 05.Write me a Song 06.Mellow Love 07.Dandy In The Undeworld 08.Crimson Moon 09.To Know You Is To Love You 10.Tame My Tiger 11.Shy Boy 12.0th Century Baby 13.Tame My Tiger [Gloria Jones vocal] 14.Mellow Love [alternate version] 15.To Know You Is To Love You [instrumental]
[日本盤のみ以下のボーナストラック] |
Work In Progress
2003年発表
ホームデモなどのカセット・テープ録音や、タイトルそのままの制作途中のトラックなどを集めたコンピレーションアルバム。RHINOから再発されたこともあり、内容とクオリティーともに充実しているレア・トラック集といえるだろう。 2枚組のうち、Disc2に収録されているものは後期T.Rexの音源が集められていて、さあこれから復帰するぞ!という気合が感じ取れる。 似たようなコンピレーションがいくつもあるが、中期〜後期のW.I.P.をほぼコンプリートしているこのアルバムは是非持っていたいところ。 EDSEL盤と後発のRHINO盤で若干価格が異なるが、出来ればRHINO盤でどうぞ。 ▼TRACK LIST [DISC ONE] 01.Is It True 02.Over The Flats 03.Jet Tambourine 04.Children Of The World 05.Did You Ever 06.Aligator Man 07.Shame On You 08.Rollin' Stone 09.Auto Machine 10.Would I Be The One 11.Meadows Of The Sea 12.Just Like Me 13.Spaceball Boot 14.Slider Blues 15.I wanna Go 16.This Is My Life 17.Big Black Cat 18.Sure Enough 19.I'm Coming To Rock 'n' Roll 20.Pale Horse Riding 21.Depth Charge 22.King Of The Mountain Cometh 23.Dynamo 24.Over You Babe 25.Sad Man 26.Skate Board 27.20th Century Baby 28.Everybody Needs Somebody 29.Teenage Angel 30.Auto Destruct 31.Young Boy Of Love 32.21 Century Stance 33.Classic Rap -------------------------- [DISC TWO] 01.All OF My Love 02.Down Home Lady 03.Delanie (Everyday) 04.Saturday Night 05.Dance In The Midnght 06.Plateau Skull 07.Sky Church Music 08.Metropolis Incarnate 09.Bolan's Zip Gun 10.Lock Into Your Love 11.Bust My Ball 12.Savage Beethoven 13.Sanctified 14.(By The Light Of The) Magical Moon 15.Brain Police 16.Funky London CHildhood 17.Reelin' & A Wheelin' & Boppin' & A Bolan 18.Christmas Bop 19.Love Drunk 20.20th Century Baby 21.Hot George 22.Write Me A Song |
Born To Boogie -The Soundtrack Album-
2005年5月。映画 BORN TO BOOGIEのDVDと同時に発売された2枚組みCD。
Disc1は、いわゆるサントラ盤だが、1971年のBBCによるインタビューが収録されている。 Disc2はいわゆるライブアルバム。映画撮影時に録音されたライブ音源で構成されていて、CalilacやGirl,Summertime Bluesといった名曲がカットされる事なく収録された歴史的な作品。 DVD化された映画と同様、いやもしかしたら、それ以上の傑作といっても過言ではない。 T.Rexは、確かに、映像から伝わる興奮が30年以上経過した今でも蘇るほどのブリティッシュ・ロックの正統派ライブバンドではあるが、その絶頂期を余す事無く伝えてくれる作品がこのライブアルバムだと思う。 ようやく、本気で出してきたライブ・アルバムであるこの作品は、ファンのみならず、UK SOUNDをこよなく愛す純粋な音楽が好きな人全てにとっての共有財産である。 ▼TRACK LIST
disc1
disc2
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THE DEFINITIVE tyrannosaurus rex
Steve Tookとのデュオ時代のベスト盤。31曲収録。ジャケットに価値有り。
音源の質が、他のティラノ時代のアルバムに比べて飛躍的に良くなっている事から、オススメしたいアルバムの一つである。 特に、ティラノ時代のベスト盤的なアルバムが欲しいが、どれにしようか迷っているなら、このアルバムがいいだろう。 ただし、近年、水に濡れたら台無しの紙ジャケット仕様でティラノ時代のアルバムがボーナストラックを沢山携えてリリースされているので、一通り揃えたいのでれば、それもいいかもしれない。 何しろ、ボランはその死後に収拾がつかないほどのアルバムが発売されているので、私自身、未だに整理が出来てない状態。
▼TRACK LIST
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TOTAL T.REX 1971-1972
この作品については、アーカイブのコーナー(こちら)で詳しく丁寧に解説している(つもり)なので、そちらを参考にしてもらうこととして、別のことを記述します。
2004年8月10日。それまで遠慮がちだったT.REXのCDリリース。 そんな音楽業界にある種の衝撃が走った。T.REXの未発表曲&デモ音源集のボックスセットである。 知っている人は知っている。このボックスセットは、決して珍しいものではない。マニアなら大抵持っている音源ばかりの寄せ集めであると気付く。 しかし、そうはいってもこのアルバムの功績は大きい。 日本国内で発売されたものについては、そのやる気の無さや責任感の低さなど不満が多いが、そうした不信感を除くと、このアルバムは非常に良いものとなる。 チョー個人的感想 アルバムの具体的な内容については、既に紹介済みなので割愛するが、このアルバムに対しの感想と、簡単な補足を行なっていきたいと思う。 このアルバムのライブ音源、DISC3,4にあたる内容は、ブート盤として時折見かける事が出来る「Monitor Recordings 1971 & 1972」に収録されているものと同内容。 レア度に関しては、実はそれほどでもないが、日本国内では余り出回っていないという点では珍しいかもしれない。 この辺りの情報については、英国やドイツのファン・ソサエティが詳しく解説しているので参考までにリンクを紹介しておく。(リンク切れがあったら報告してね) 数年前からデモ音源やライブ音源のリリースが細々ではあるが続いている。その背景として、MARC ON WAXレーベルの崩壊と、そのレーベルの所有者でありファンクラブの会長でもあったジョン&ジャン・ブラムリー夫妻の権利売却にある。 もちろん、それだけが原因とはいえないが、BBCのニュースなどでも発掘ラッシュの報道がファンの間で話題となる。 さらには、優良なレーベルから発表されるアルバムは、それぞれのトラック内容を真剣に調べた上で発表するといった「本来ならばそれが当然である事」が、今になってようやく実現されている。 しかし、ファンの本音としては、そうした未発表スタジオアウトテイクではなく、世界各国で収録されたテレビ番組の音源とその映像及び、ライブ音源なのである。 実は、T.REXの良質なライブ音源の存在はそれとなく伝わってくる。幾人かのenthusiastが所有している1"や、8tr音源の存在が明らかとなっている。 これらの音源がきちんと整理され、さらには、DVDなどの映像として多くの待ち構えているファン達に届く事があれば、その時、本質的な「グラムロックの再来」がやってくるんだと思う。 2004年発表 ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
Great Jewish Music:Marc Bolan
T.REXのアルバムではなく、一種のトリビュート盤。なので、ここに掲載するのはどうかと思ったが、ついでなので、置いといた。
ふーん、なるほど、という感じで聴いているうちに、あれ?これって、誰だろうと気になる人の声がするとおもったら、ショーン・レノンだった。 チョー個人的感想 CDの帯に、パンクロックの父として様々なアーティスト、例えばラモンズやジョニー・ロッテンなどのパンクロッカーが影響を受けたことでも有名な、グラムロックの開拓者の一人、マーク・ボランとそのグループT.REXの楽曲を、現代のアグレッシブで前衛的なアーティスト達による演奏を集めたコンピレーションアルバム・・・などと記述されている。(意訳) さて、このアルバムの特徴としては、ジャケットが変だという事。 T.REXのことを知らなくても、N.Y.に出張した時に「お、なんかこれ、日本のことを間違った価値観で捉えた典型的なアメリカ人のデザインを風刺した日本人のイラストレーターによるある意味不気味なジャケットだから、買って帰ろう」的な発想で、日本のみならず、世界中の極少数派の人達が持っているアルバムだと思う。 はっきりいって、この手のアルバムに共通するのは、それほどT.REXを「お前、別に好きじゃないだろう」とはっきり面と向っていってしまいたくなるような演奏が多いこと。 もう、こういうアルバムばっかり集めたり、探したりするもんだから、頭が変になってしまいます。次に紹介するアルバムの方が純粋なファンにとってはよっぽどありがたいと思う。 とはいえ、楽曲クオリティーや、収録内容については、まずます。こういうのは、主観的な感想であるので、余り参考にならないが、自称T.REXマニアや、T.REXのことなら何でも知ってるぜ!と豪語したいなら、こういうアルバムを持っていても損は無いはず。
▼TRACK LIST
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The Essential Collection Limited Edition
2002年9月16日発売
何よりも特筆すべきなのは、ボーナスDVDがセットされていること。 このDVDはGranada Televisionで放送されていた”MARC SHOWのVTR映像が納められており、以下のようなトラックとなっている。ボランが他界する数日前からの映像である・・・ まさに、コレクターズアイテム。コレクターでなくても、「おまけ」のDVDで後期のボランの姿を見ることが出来る貴重なアルバムといえる。 [DISC ONE] 1.20th Century Boy 2.Get it On 3.Teleglam Sam 4.Ride a white Swan 5.Jeepster 6.Hot Love 7.Children Of The Revolution 8.Metal Guru 9.I love to Boogie 10.Debora original full length version 11.The Groover 12.Truck On (tyke) 13.Teenage Dream 14.Newyork City 15.King of The Rumbling Spires 16.By the light of The Magical Moon 17.Summertime Blues 18.Cosmic Dancer 19.Light Of Love 20.Dreamy Lady 21.London Boys 22.Laser Love 23.One Inch Rock 24.Solid Gold Easy Action -------------------------- 1.Sing Me A Song (Opening Credits to MARC) 2.Jeepster 3.Ride A White Swan 4.Hot Love 5.Get It On 6.Debora ▼TRACK LIST ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
The T.REX Wax Co. Singles A's and B's 1972-1977
2002年発表
1972年から1977年までのシングルをA面・B面を分けて全て収録したベスト盤的なアルバム。一般のベスト盤と異なるのは、レーベルで選定したものではなく、単純にシングルで発売されたものだけを収録した点。 過去にも似たようなCDは出た事はあるが、まとまってしかもCD2枚組みというのはこのアルバムくらいしか思い当たらない。(実際あるかも知れないが入手は困難だろう) 初心者にも絶対にオススメできるアルバムだが、私のようについ買ってしまうファンにも便利なアルバムだ。 最近発売されたばかりなので、入手は簡単。 このサイトからでも入手は可能だが、CDショップまで出かけていくほうが手っ取り早くゲット出来るでしょう。 ▼TRACK LIST [DISC ONE] 1.TELEGRAM SAM 2.CADILAC 3.BABY STRANGE 4.METAL GURU 5.THUNDERWING 6.LADY 7.CHILDREN OF THE REVOLUTION 8.JITTERBUG LOVE 9.SUNKEN RAGS 10.SOLID GOLD EASY ACTION 11.Xmas RIFF 12.BORN TO BOOGIE 13.20TH CENTURY BOY 14.FREE ANGEL 15.THE GROOVER 16.MIDNIGHT 17.TRUCK ON(Tyke) 18.SITTING HERE 19.TEEN AGE DREAM 20.SATISFACTION PONY 21.LIGHT OF LOVE 22.EXPLOSIVE MOUTH 23.ZIP GUN BOOGIE 24.SPACE BOSS -------------------------- [DISC TWO] 1.NEW YORK LADY 2.CHROME SITAR 3.DREAMY LADY 4.DO YOU WANNA DANCE? 5.DOCK OF THE BAY 6.LONDON BOYS 7.SOLID BABY 8.I LOVE TO BOOGIE 9.BABY BOOMERANG 10.LASER LOVE 11.LIFE'S AN ELEVATOR 12.TO KNOW YOU IS TO LOVE YOU 13.CITY PORT 14.THE SOUL OF MY SUIT 15.ALL ALONE 16.DANDY IN THE UNDERWORLD 17.GROOVE A LITTLE 18.TAME MY TIGAR 19.CELEBRATE SUMMER 20.RIDE MY WHEELS ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
UNCAGED
2001年発表
いわゆるENHANCED CDである。 普通のCDプレイヤーでの再生はもちろんのこと、PCではCD-ROMコンテンツとして上記トラックの映像と、さらに貴重なインタビュー映像が同根されている。Quick Time形式なので、ほぼ全てのPC&Macで再生可能である。 映像自体は低フレームレートなのであまり心地よくはみれないかもしれないが、数あるボラン没後のCDとしては珍しいアルバムである。 また、ライナーノーツに、T.REXのドラマーであったビル・レジェンドのコメントが寄せられており、その中の一部に 〜By now, Marc's guitar work and his style of playing was strongly in evidence, and the energy and the tightness is very apparent n all the tracks〜 とあるように、ギタリストとしての一面も今尚ビルにとっては評価のポイントであることが明確にわかる。実際、このアルバムに収録されている曲の中でも、Baby Strangeのギターの音は確かに力強くも繊細な音である。 ちなみに、大きめのCDショップだと大抵入手出来ると思うが、近くに無い場合はここでも入手出来る。 ▼TRACK LIST 1. 20th Century Boy (Sound/Mov) 2. Jeepster (Sound/Mov) 3. Jewel (Sound/Mov) 4. Life's A Gas (Sound/Mov) 5. Ride A White Swan (Sound/Mov) 6. Buick McKane (Sound/Mov) 7. Baby Strange (Sound/Mov) 8. Interview (Mov)
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TELEGRAM SAM -T.REX BOOGIE HITS/T.REX
1989年に発売されたベスト盤の1種。
T.Rexとしての代表曲を集めたベスト盤という位置付けとなっていたようだ。 入門者向けベスト盤としても、物足りない選曲。 一体何の為に売られていたのかは見当の及ばぬところだが、バブル絶頂期のことでもある事も関係しているのだろうか。 こんなの、中古で500円で売られていたから気の迷いで買ってしまったものの、持っていてなんの意味もないアルバムであることだけは断言可能。 お金は大切にしましょう。
▼TRACK LIST
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When I Need TV I Got T.REX VOL.1
▼TRACK LIST 1.RIDE A WHITE SWAN 2.HOT LOVE 3.GET IT ON 4.JEEPSTER 5.LIFE'S A GAS 6.TELEGRAM SAM 7.METAL GURU 8.CHILDREN REVOLUSION 9.TUTTI FRUTTI 10.SOLID GOLD EASY ACTION 11.TEENAGE DREAM 12.NEW YORK CITY 13.LONDON BOYS 14.I LOVE TO BOOGIE 15.LASER LOVE 16.TO KNOW YOU IS TO LOVE 17.THE SOUL OF MY SUIT 18.DANDY IN THE UNDERWORLD 19.CELEBRATE SUMMER 20.CRIMSON MOON ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
The Curfew At The Crack Of Night
NBCスタジオでのライブ録音については、このページでも紹介している"RAINBOW LIVE 1977"にも収録。
▼TRACK LIST
3.20th Century Boy
5.Jeepster
9.The Groover
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WHEN I NEED TV I GOT T.REX VOL.3
このアルバムのサブタイトルは、"Fleetfoot Voodoo Man"。曲目リストからわかるように、同じ曲が何度も並ぶのはファン以外にはあまりうれしいアルバムではないかもしれないが、内容は良い。 1971年1月から翌年2月までのテレビシリーズ用に録音されたものだが、テレビで放送された音源は、このアルバムの音源をミックスダウンしたものらしい。つまり、何も加工していない状態のマスターテープが原盤であるとライナーノーツに記述してある。 個人的に気に入っているのは、8の”SPACEBALL RICOCHET"である。改めてボランのアコースティックプレイに敬服する1曲。 (Thanks to Wolfgang, send me these nice albums) ▼TRACK LIST 1.JEEPSTER 2.LIFE'S A GAS 3.BABY STRANGE 4.RIDE A WHITE SWAN 5.JEWEL 6.JEEPSTER 7.CADILAC 8.SPACEBALL RICOCHET 9.TELEGRAM SAM 10.JEWEL 11.RIDE A WHITE SWAN 12.ELEMENTAL CHILD 13.SUMMERTIME BLUES 14.HOT LOVE 15.JEEPSTER 16.TELEGRAM SAM 17.CADILAC 18.SUNEYE (Bonus-Track) ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
PRINCE OF PLAYERS
1998年にEDSELから発売されたalternate seriesの一つ、PRINCE OF PLAYERS
主にスタジオ・セッションの模様を収録されたもので構成されている。1976年の終わりごろ、Los Angelsでの録音を開始、ロンドンに戻りさらに勢力的にアルバム作りに専念する一方、テレビ番組での出演も重なり多忙な日々を送っていた時期と推測出来る。 Teen Riot Structureのデモ音源(Bonus Trackとして収録)などは、なんだか生々しい感じがしてたまらない。本当はこういうのは聴いてはいけなかったんだろうと思ってしまう。 マニアックなファンや、とにかくアルバムを収集したいというコレクター以外には余りおすすめは出来ない。
▼TRACK LIST ※トラック17曲目のSoul Of My Suitはテレビ番組GET IT TOGETHER出演時のもの |
ROCKIN' & ROLLIN' (LIVE at Budokan)
1972年 11月28日の武道館ライブのブートアルバムと表記してある。
ブートなので、その辺りの正確性は判らないけれども、その当日に会場に足を運んだ人に聞いてもらえば整合性が取れると思う。 気になる音質だが、not too bad.まずまずといったところ。オーディンス録音なのか、武道館に設置してある天井マイク等からの横録りなのか、情報がないので判らない。 ただ、高音域がきちんと聴こえるので、それなりの媒体に録音されていたものと思われる。 (もしくはEQ等で高音域を上げたのか?)
ギターの音なんかが比較的きちんと聞こえてくるし、マークがなんだかとても楽しそうに演奏している。
ところで、Telegram Sam演奏後に女性っぽい声で「マークぅ!どうしたどうした」と言っているのだが、これは誰だろうとか考えてしまう。
(disc 2)
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T.K.Y.Blues
ブートなのでブート専門店とか中古レコード屋などで入手可能。 音質は良くないけれども、日本でのT.Rexの演奏がどんな風だったのかというのは伝わると思う。 そして、このアルバムについては大して書くことが無いので、このときのギグ・メンバーを記しておく。
Marc Bolan / guitar and vocal ※Jack Greenは、Mickey Finn's T-REXというミッキーが他界する数年前に作ったバンドにも在籍。来日も果たした。
▼TRACK LIST
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THE SLIDER Anthology
トリビュートバンドT.Rextasyのダニエルズなどが立ち上げたプロダクションTPL(Thunderwing Productions LTD)から2003年に発売されたアルバム。
Bump'n'Glindやshadowheadなどに続くシリーズものの第3弾。
日本版には、写真家の鋤田氏とexマルコシアスバンプ(現Akima&Neos)の秋間氏の対談が付属。 T.Rexの中でも1,2位を争うほど有名なアルバムのアウトテイク集だけあって、また、完璧なリマスター作業で蘇ったテープ音源からは、これまでのアウトテイク集とは一線を画す出来となっている。 ただ、ものはアウトテイクだったり、W.I.P.(Work In Progress=制作途中)というだけあって、マニア向けの内容である。
ボランの肉声だけでなく、スタジオでの収録過程やミキシングレベルなど、完成版と比較してみるのが楽しいという人は良い研究材料になるかもしれない。 |
ZINC ALLOW AND THE HIDDEN RIDERS OF TOMORROW
上記で紹介したアルバムDandy In The Underworldと同時期に発売されたシリーズものの一つ。
ボーナス・トラックが4曲収録されているお買い得なアルバムではあるが、オリジナルのジャケットではない。ジャケットデザインも良いとはいえない。 どういうわけか、T.Rex関連のデザインについては、ダサいものが多い。これは必然なのか?
余談だがこのアルバムZINC ALLOY〜は、来日の際に仮面ライダーの放送からタイトル名のアイデアを得たという事。
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DANDY IN THE UNDERWORLD
特筆すべきは、DANDY IN THE UNDERWORLDのシングルカット・バージョンや、未発表曲として謳われる事の多かったTO KNOW YOU IS TO LOVE YOUが収録されている事だろう。 ▼TRACK LIST 1.Dandy In The Underworld 2.Crimson Moon 3.Universe 4.I'm A Fool For You Girl 5.I Love To Boogie 6.Visions Of Domino 7.Jason B. Sad 8.Groove A Little 9.The Soul Of My Suit 10.Hangups 11.Pain And Love 12.Teen Riot Structure 13.To Know You Is To Love You 14.City Port 15.All Alone 16.Dandy In The Underworld(Single Ver.) 17.Tame My Tiger 18.Celebrate Summer 19.Ride My Wheels |
BORN TO BOOGIE / MARC BOLAN & T.REX
1992年に発売されたサントラ版BORN TO BOOGIE。
DVDで発売されたBORN TO BOOGIEと同時発売されたサントラとは別物で、どちらが良いとか悪いとかの比較は出来ないにしても、このアルバム自体そこそこ音質も良いし、ステレオ音源となっているのでいわゆるライブ盤といった雰囲気を強くもっている。 デジタル技術でいじり倒した音源の方が、今の感覚では良しとされるだろうから、こだわりの無い人にはおすすめしないが、「音」について少しでもコダワリを持っているマニアックな人には、このアルバムをどこかで見かけたら買っておいても良いだろうと思う。
▼TRACK LIST
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RAINBOW LIVE
1977年3月London Rainbow Theatreでのライブ収録と1974年オハイオでのライブ収録の2枚組
1枚目のCDの最後に収録されているGet It OnはDAMNEDとの共演。 生前のライブ音源としては貴重な部類にはいるもので、MCがきちんと収録されている。MCでは自分たちのことをNEW T.Rexと呼び、テレビスタジオなどでのライブ音源に比べると観客の歓声が生しく、場に臨む雰囲気を感じさせてくれる。 心からおすすめしたいアルバム。T.Rex全盛期と比較しても、遜色がないばかりか、人によってはこの時期のT.Rexの方を好むほどなので、マニアックなファン以外にも強く推奨する最高のアルバムである。 ※このライブのMCでマークがDino Dinesを紹介するときにBeach Boysプレイしていた事をほのめかす言動があるが、真相は定かではない。 『髭を生やして白い服を着て「今夜はビーチボーイズのMike Loveになるよ」とマークに言ったのでそれを受けて冗談で紹介してます。』(以上、じょかさんよりご指摘頂きましたm(__)m) 2006/01/16修正
▼TRACK LIST
(DISC 2)
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BORN TO BOOGIE THE COLLECTION
T.REX黄金期(一部ティラノ時代)の楽曲を集めたベスト盤。低価格の割には選曲が良いのでプレゼント用に良いかもしれない。
▼TRACK LIST 1.Get It On 2.Hot Love 3.Ride a White Swan 4.Woodland Bop 5.By the Light of a Magical Moon 6.Beltane Walk 7.Jeepster 8.Rip Off 9.King of the Rumbling Spires 10.Debora 11.She Was Born to Be My Unicorn 12.Child Star 13.Planet Queen 14.Diamond Meadows 15.Cosmic Dancer 16.Cat Black (The Wizard's Hat) 17.Like a White Star, Tangled and Far, That's What You Are 18.Life's a Gas ▼参考リンク Monthly Pickup Archive |
A WIZARD, A TRUE STAR
3枚組みのボックスアルバム。ラジオのジングルやコマーシャル用のテイクなどが含まれている貴重なアルバム。
コレクターズアイテムシリーズの中では、最高峰かもしれない。 内容の濃いブックレットが見開きに収められており、資料としての価値が高いだけでなく、初期から後期までのレアな音源を纏めていて、なかなか楽しめる。ただし、マニア向きである事は否めない ▼TRACK LIST (DISC 1) 1.Interview 2.Telegram Sam 3.Spaceball Ricochet 4.Cadilac 5.Metal Guru (Acoustic) 6.Baby Strange 7.Over The Flats 8.Thunderwing 9.Is It True 10.Interview 11.Metal Guru 12.Rabbit Fighter 13.Pepsi Jingle 14.Sunken Rags 15.The Slider 16.Buick MacKane (Acoustic) 17.KLOS Radio Jingle 18.Would I Be The One 19.Rock On 20.Children Of The Revolution 21.Painted Pony 22.Solid Gold Easy Action 23.Xmas Flexi Message 24.20th Century Boy 25.The Street & Babe Shadow 26.I Wanna Go 27.Interview 28.You Got The Look/Electric Slim 29.The Groover 30.Sure Enough 31.Interview 32.Highway Knees 33.Midnight 34.Untitled Poem 35.Left Hand Luke & The Beggar Boys (DISC 2) 1.Interview 2.Change 3.Every Day 4.Interview 5.Venus Loon 6.All My Love 7.The Leopards 8.Interstellar Soul 9.Carsmile Smith 10.Interview 11.Saturation Syncopation 12.Down Home Lady 13.Sky Church Music 14.Teenage Dream 15.Till Dawn 16.Jitterbug Love 17.Are You Ready, Steve? 18.Light Of Love 19.Sanctified 20.Think Zinc 21.Solid Baby 22.Bust My Ball 23.Token Of My Love (Live) 24.Children Of Rarn: We Are Down/Theme From The Sermon On The Mount/Children Of Rarn (Main Title) 25.Interview (DISC 3) 1.Brain Police 2.Futuristic Dragon Intro 3.New York City 4.Reelin' & A Wheeling 5.Dreamy Lady 6.Christmas Bop 7.Talking To A Critic 8.Rip It Up 9.Teenager In Love 10.Capital Radio Jingle 11.Jupiter Liar 12.Pale Horse Riding 13.Chrome Sitar 14.Piccadilly Radio Jingle 15.Jeepster Rap 16.Funky London Childhood 17.Dawn Storm 18.Casual Agent 19.20th Century Boy 20.I Love To Boogie 21.Interview 22.London Boys 23.Life's An Elevator 24.Dandy In The Underworld 25.Crimson Moon 26.Hang Ups (Live) 27.Hot George 28.21st Century Stance 29.Pain And Love 30.Interview 31.Celebrate Summer 32.Keep A Little Marc In Your Heart |
ROCK SERIES/MARC BOLAN
ターミナル駅やなんかで売られているいわゆる1000円CDの一つ。内容はビギニング・オブ・ダブスと同じ。ある意味お買い得。500円で売られている場合もある。
で、私はこれを5セット書店で注文し、ドイツ人の友人に送ってあげたらかなり喜ばれた。少なくとも、ドイツのコレクターのうち4人はこれと同じものを所有しているはずである。 たまにYahoo!オークションなどで、1000円以上で売りに出ている事があるが、競り落とすほどの価値はないので、一言付け加えておく。
▼TRACK LIST
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THE PEEL SESSIONS
BBC RADIO ONEで放送された番組The John Peel ShowをCD化。JEWEL/RIDE A WHITE SWAN/ELEMENTAL CHILD/SUN EYEの4曲のみ。オランダからの輸入盤
録音された時期は1970年10月28日とある。
たった4曲しか収録されていないけど、ご丁寧にLimited Editionと書いてあるのが勿体ぶっているようで面白い。 中野のCDショップなんかでしばしば見かたので、それほど珍しくないアルバムだろう。
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Misty Mist
Tyrannosauruse Rex時代のデモトラック、それもかなり初期の頃の作品を10曲集めたアルバム。全曲レアシリーズ等で入手可能。
色んな国や地域から様々な編集盤が出ているが、一体誰がどういう思惑で発売に漕ぎ着けるのだろうか。 洋書業界では、海外からボロクソに安く仕入れたアートブックを原価の10倍位で売るという事も良くあるらしいので、そういう阿漕な仕事をしているようなタイプの人なのか、純粋にT.Rexが好きな人が人が出しているのか。 このアルバムにも収録されているONE INCH ROCKだが、ライブ盤、デモ版、ティラノ時代、T.Rex改名後と最低でも4種類存在し、ライブ演奏バージョンに至っては日程別で分けるとさらにいくつものバージョンが現れてしまう。 世の中にはひょっとしたらONE INCH ROCKオタクなるマニアが居るかもしれないと考えてしまう。 脱線したが、このアルバムは新品で500円前後で販売されていた。デンマーク盤
▼TRACK LIST
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cosmic planet elemental queen
めちゃくちゃなタイトル。アメリカでのラジオセッションを収めた全13曲。音源としてはレアだが、音質面から見るとマニア向けかと思う。買うなとは言わないが、敢えておすすめはしない。
内容については、いずれの楽曲も1971年から1972年のちょうどT.Rex絶頂期に録音されたアメリカでのラジオセッションで、モノラル録音。Retropopというレーベルより出ている。 ちなみに、私の所持しているCDは、プレスが安っぽいせいかまともに再生出来る曲が数曲しかない。 ▼TRACK LIST 1.Cosmic Dancer 2.Planet Queen 3.Elemental Child 4.Jewel 5.Hot Love 6.Cosmic Dancer (Version 1) 7.Honey don't 8.Planet Queen (Version 2) 9.Get It On Blues 10.Spaceball Ricochet 11.Jeepster 12.Cosmic Dancer (Version 3) 13.Baby Strange. |
Love and Death
ビギニング・オブ・ダブスとほぼ同じ内容ではあるが、こちらのほうが曲数が少ない全16曲で、しかもオーバーダビングされている。
つまり、マーク・ボランの未発表曲をモチーフにマーク・ボランの名を騙り勝手に作ってしまったという代物。 重ね録りした上に、ミックスまで丁寧に行なっているはいるが、趣味の領域を抜け出ていない面が伺える。 余りにも初期の時代の楽曲をいじっているから、面白いというか、ネタとしてはなかなかのものだと思う。ただ、二度とこんなのは出して欲しくない
▼TRACK LIST
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Accoustic Warrior
1996年発表
W.I.P.のトラックを勝手にオーバーダブして発売したいかがわしい作品。付けたしでギターやドラムなどが加わっているので、レアトラックではなく、単なる勝手にREMIX盤である。 発売された当初の触れ込みでは、未発表曲が贅沢にもふんだんに収録されていると雑誌などで掲載されていたのだが、お世辞にもこういうアルバムの存在が良いものだとは思えない。 私のように騙された気分を味わいそうになる人には決しておすすめしないが、CDを集めるのが趣味というマニアックな人には良いのかもしれない。コレクターズアイテムとしては×
▼TRACK LIST
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T.REX GOLDEN GREATS
SMSから1988年に登場。
数あるベスト盤でCDとして発売されたものでは古いほう。とはいえ、中古レコ店や古本屋等で800円程度で入手出来る。普通のベスト盤。 当時はこのCDが3,200円もしていた事を考えると、随分と高かったのだろうと思う。 そして、このアルバムにはCADILLACが入っていないのが残念だと思っていたのを思い出した。
▼TRACK LIST
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