ANNEX(=別館)。ロンドンへ旅行した時の日記「ロンドン旅行記」 | IN ENGLISH 他サイトとのコラボレーション・コンテンツ「黒猫ドウメイ」。 都会でタヌキを見かけた事を大袈裟にレポートした「阿佐ヶ谷のタヌキ」などを掲載。 ※私は阿佐ヶ谷在住じゃないので念のため | |
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2000年9月-10月の
DAY 01 出発と到着
DAY 02 大英博物館と散歩
DAY 03 Marcの事故現場
DAY 04 Golders Green
DAY 05 マンチェスター訪問
DAY 06 ビートルズの街
DAY 07 NOWHERE MAN
DAY 08 ABBEY ROAD
DAY 09 再びお墓参り
DAY 10 慌しい一日
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このページは個人的な記録であり、人様に見てもらうために作ったわけではないのですが、まあ、覗き見するような感覚で見ていただければいいかなと思って作ってます。 一週間とちょっとをロンドンで何かしているとおもう私について書かれています。 ロンドン日記 −3日目ーMarc Bolanの事故現場へ行くあっという間に3日目になってしまった。そういえば、僕の滞在している部屋の窓から真っ直ぐみると、大英博物館が見える。 ロケーションはばっちりである。 9月30日から1泊の予定で、マンチェスターに行くことになった。日本で知り合ったイギリス在住の人の家(というか部屋)に遊びに行くのだ。そのため、日本で計画を立てていた「30日のボランの誕生日にお墓参りなどをする」予定を早めた。 午前中は、マンチェスターまでの電車の券を買いに行くことにした。実際には、マンチェスターの一個手前の駅、Stockportという駅である。電車が正確に運行すれば、2時間半ほどで付く予定だ。というのも、イギリスの鉄道は(日本人からすれば)かなりいい加減で、ダイアグラムが狂うなんていうのは日常茶飯事なんだそうだ。切符を買いに行ったのはユーストン(Euston)という駅で、ここは地下鉄とBRのあるターミナル駅である。 マンチェスター方面に行くときはこの駅から発車する電車に乗らなければ行けない。 昔、日本では西日本に行くときは東京駅、東北の方は上野駅と、駅それぞれが地方を結ぶ役割を持っていたように(もちろん今でもその面影は残ってるが)、イギリスでは現在でもそうした役割を任じているのだ。 この切符を買うのに一苦労した。 まず、切符の種類がたくさんある。ひとつの行き先でも、時間帯、曜日、日程、往復の有無など、わけがわからない。 これも慣れれば大したことないんだろうが。とにかく、面倒ながらも時刻表とにらめっこして、緑の窓口で相談する。 窓口のおっさんは、Future Ticketで相談しな、と投げやりなことを抜かすのでまあその通りFuture Ticketで相談した。 Future Ticketとは、今日じゃない、明日以降の乗車券発売窓口ってことで、適当な日本語が見つからないので英語のままで勘弁。 んで、なんとか目的の乗車券を購入し一旦ホテルに戻る。 部屋で支度を整え、次はBarnesへ行く。バーンズとはMarc Bolanが交通事故でなくなった現場のある土地で、とっても田舎っぽい空気のする素敵な町だ。 町というか村というか、のんびりとした空気が流れている。先日、Marc Bolanの追悼コンサート(GLAMROCK EASTER)で知り合ったいけてる女の子(失礼、女性です)に教えてもらった内容を片手に事故現場まで行きました。 最初は、俺、道間違えそうだなぁなんて思っていたんだけど、お蔭様でまったく迷わずに着くことが出来ました。交通量の非常に多い通りで、どの車もビュンビュン飛ばしまくる。 片側だけに歩道があり、さらにボランが激突した木は歩道のない側にあるので、渡るのに一苦労。 どうせ車にぶつかるならBolanが死んだ木の近くがいいやとか思いながら渡って見ると・・・いえ、渡る前から見えてたんだけど、あるわあるわ、メッセージやら花束やら。全宇宙のBolanファンからのメッセージがありました。残念なことに、私が送ったメッセージは、Feeおばさんが何人かのメッセージと一緒に貼り付けてくれたんだけど、どうやらどっかの酔っ払いがはがして行っちゃったんだそうです。 すごく残念。とりあえず、来た証拠の写真を撮って、記念碑の前でぼうっとしました。蝋燭に火をつけて、自分は線香の代わりにタバコを吸ってしばしボランと二人っきりに。だあれもこないんだよね。やっぱり16日とか30日とかじゃないと駄目なのかな? Bolanと二人っきりの楽しいひとときを過ごしたあと、Barnesの次の駅、Barnes Bridgeに行きました。別に何があるとかじゃないけど、河があるので、そこでやっぱりぼうっとして、また駅に戻ったのだけど、電車がなかなかこない。駅のプラットフォームはちょうど改装工事中で、もう殆ど終わったみたいなんだけど、ホームと外を区別する壁がまだ未完成だった。 電車待つこと20分ほど。ここで電車が来たんじゃなくて、近所の学校の先生らしきおっさんが僕の傍へやってきて「こんなに中途半端な工事は信じられない、そう思いませんか、君。というのも、このあたりなんて釘の位置が中途半端だし、こんなことで仕事として成り立つなんて世の中間違ってる」なんていうんだけど、僕としては、そうですね、としか言えない。ところへ、工事関係者らしきおばさんが横からはいってきて、「いや、これは一時的な柵だから、基礎工事が終わったらちゃんときれいにするんです。確かに、中途半端に見られては仕方ないですが・・・」とのこと。 このおっさん、電車が来たとき、同じドアから乗ることになったんだけど、僕が先を譲ろうとしたらむしろ譲られてしまった。ジェントルマンですな。日本では、そういったおっさん少ないやん。むしろ「若いやつよりおれが先だ!」みたいなのが多いよね。僕は勉強しました。どうせ自分もおっさんになるんだから、こういう紳士になろうと。なれるかどうかは別として、そう思ったんだ。 この日は非常に長い一日で、一旦待ちの中心部までもどった後、ピカデリーサーカスをほっつき歩きました。 忘れてたけど、Barnesへ行く前に、Summerset Houseとかいうとこに行きました。建物の中まではいかなかったけど、とりあえずいろいろ歩いたりして、テムズ川の橋を渡りました。 他にもいろいろ歩いたんだけど、これ以上書くのは自分でも読み返すのが面倒なのでまたの機会。 |